玄米の販売を始めます。
屋号:稲屋 として、このようにお米と関わっています。
無農薬で栽培するだけでなく、
肥料もあげていません(無施肥・無肥料)、
お米にとって2番目に大切だと言われているお水は山の水です。
ちなみに一番は太陽の光だと思っています。
田植えは手植えです、
収穫をしたら、稲架かけをして、天日干しをします。
足踏み脱穀機を使って人の力で籾(もみ)にします。
さらに天日でゆっくり干していき、
程よい乾燥をさせて保存の準備にとりかかります。
鮮度が保つように籾の状態で保存します。
注文が入ったら、籾摺りをして玄米に。
粗熱がとれたら袋詰めをしてお届け致します。
<こんなところにこだわっています。>
無農薬・無施肥(人為的に肥料を与えない)で育てるということは、
お米自体の力が最大限発揮される栽培だと考えています。
種は昨年育ったお米を種もみとしています。
種をつないでいくことも重視しています。
田んぼで苗を育てることで、稲の生長リズムを守ります。
苗の葉っぱをよく撫でるようにしています。
葉っぱが のびのびと育つように、
太陽の光をたくさん浴びられるように、
稲の間隔を30cmと広くとっています。
風通しもとてもよくなります。
ほどよい風は病気の発生を抑えて、
生長ホルモンが分泌されてよく育ちます。
苗を撫でるのと同じ原理です。
間隔が広いことで、根っこも、思う存分のびることができます!
草取りは、田んぼの中に入ってします。
理由は、田んぼを歩くと根っこが刺激を受けて、力強く育つようになるからです。
冬の間も田んぼに水を入れておくので、たくさんの生き物が田んぼにいます。
生物多様性が育まれ、豊かな生物相となります。
自然界のよいバランスの中でお米も育っています。
中干し(なかぼし)をしません。
中干しとは、田んぼの水を一度抜くことです。
中干しは、肥料によって茎が生長しすぎてしまうのを防ぐためにします。
また、機械で収穫するときに、機械が走るための地を固めるためにも行います。
ですので僕の場合は中干ししなくても大丈夫です。
稲の原種は、育っている間はずっと水があるところで育っています。
田んぼの水をずっとためておくのは稲にとっては必要なことだと思っています。
そして、収穫直前まで水をためておきます。
ときには収穫のときも田んぼに水があることもあります。
それくらい水を重要と考えています。
だからこそ、田んぼは、生活排水の混じらない山の水(清水)が流れている場所を選びました。
収穫時は、一般的な米農家さんよりも遅く収穫をします。
それは、ギリギリまで太陽の光を浴びてもらい、最後の最後まで山の水から豊富なミネラルを得てもらうためです。これは、そう感じる、としか言えませんが。
山に棲むスズメが食べにきますが、それもまた自然の成り行きだと。
収穫したお米は、稲架をかけて、天日で干します。
天日干しをすることで太陽の恵みを十分に受け、程よい乾燥を促します。
適度に乾燥できたら脱穀です。
電動機械を持っていないので、昔ながらの足踏み脱穀機で稲穂から種もみをとっていきます。
脱穀したお米(種もみ)をもう一度天日に干します。
できるだけ頻繁にお米をかき混ぜることでまんべんなく乾燥がすすみます。
急に乾燥をさせてしまうと、割れやすいお米になってしまいます。
ですので数日に分けて、連日乾燥にならないように、ゆっくり乾燥させていきます。
ほどよく乾燥できたら、長期保存可能な立派なお米のできあがりです。
籾摺り(もみすり)という、種もみ を 玄米 にする工程が最後にありますが、
玄米になってから品質の劣化が始まると言われていますので、お届けする直前に籾摺りをします。
籾摺りを電気・石油を使わずにできないかと思いましたが、
現状それができないため、電気籾摺り機を使って籾摺りをしています。
お米の保存は、温度・湿度の変化が少ない日陰で保存します。
無農薬・無肥料・山の水で育ったお米です。
良質なミネラルたっぷりの糠(ぬか)のついた玄米を丸ごといただいてほしいと思っているので、玄米でのお届けに限定させていただきます。
<お問い合わせ>
(送料一律1000円・近隣の方で手渡し希望の方からは500円いただきます)
< ご提案 >
安産祈願として、農薬を使わず肥料も与えていない中で力強く育った玄米をどうぞ。
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