豊田市のイメージと実際をこの記事で簡単に紹介したいと思います。
服を買うときに、特定のブランドを好んで買う人いますよね。
理由は様々ですがデザイナーに惚れている人や、ブランドのコンセプトに賛同する人、品質の良さなどが理由だと思います。社会全体に認められているという安心感もあります。
家電製品では、ソニー、東芝、シャープ、日立、パナソニック、富士通、三菱…などなどたくさんの会社があります。
お米にも好みがわかれるでしょう。新潟のお米、山形のお米、秋田、福島、北海道。品種の好みもあります。コシヒカリやひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、ササニシキetc…
トマトだけをとってもたくさんの品種があります。桃太郎、ファースト、麗夏、フルティカ、レッドオーレ、アイコなどなど。
それぞれみさなんに好みがあって、こだわりがあって選んでいます。
ですが、なんとなくイメージで選ぶということもあるのではないでしょうか。
そこで今回は豊田市を取り上げたいと思います。豊田市は自動車の街でしょ?農業とは無縁じゃないの?!と思われていると思います。
実はそうではないですよ、というお話です。
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<自動車が前面に出る街トヨタ>
やはりといいますか、豊田市はやっぱりTOYOTAの街です。会社の名前が市の名前になってしまうほど大きな影響があります。
簡単にその歴史をみますと、
豊田佐吉さんが静岡県湖西市に生まれて、自動織機を発明開業しました。
息子の喜一郎さんが自動車部門に乗り出して、その工場地として現在の豊田市(当時、拳母(コロモ)町)へ移ってきました。
そして現在のTOYOTAに至ります。
簡略化しましたが、そもそもは拳母町という小さな田舎町だったということです。
詳しくは企業サイトをご覧ください。
トヨタの歴史
そもそもなぜトヨタ自動車は豊田市に拠点をおいたかといいますと、自動車をつくるのに広い場所が必要だったことと、部品の調達、発送のしやすさなどが理由です。
比較的平地であり、部品も調達しやすく、港からも遠くない拳母町というのはまさにぴったりの場所だったのです。
こうした時代の流れがあってから、豊田市は自動車の街、と言われるようになったのです。
<豊田市は吸収合併を繰り返して広くなっている>
みなさんがイメージする豊田市は自動車の街だと思いますが、実は自動車の工場がある面積は豊田市のごく一部です。
豊田市は合併を繰り返して非常に広くなりました。
Google Earthで豊田市を見ていただくとわかるのですが、豊田市の大半は山間地です。
<自動車以外の豊田市>
豊田市山間部 (懐古ism)
王滝渓谷
香嵐渓
六所神社舞台
足助の街並み
紹介しきれませんが、豊田市には山間部が大半で、緑あふれる田舎があり、神様や仏さまがたくさん居る(祭られている)場所です。
野菜の通販・宅配を考えているお客さんにとっては、田舎の野菜がいい、とか、山で育った野菜がいいとかの希望があると思います。そんなお客さんに対して、自動車以外の自然あふれる豊田市を知っていただけたらうれしい限りです。
畑付近の山並み
畑のある集落
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