定期宅配を勧める理由~保存野菜の品質~

 

以前においしい野菜の条件の一つに「鮮度」があると言いました。

カボチャのように熟すことでおいしさを増す野菜もありますが、だいたいの野菜は鮮度の良さがおいしい条件の一つであることに間違いはないと思います。

そこで僕は食育の観点と、採れたて野菜を食べることができるということから家庭菜園をオススメしているわけですが、
一部、定期宅配に任せた方がよいものがあります。

<保存系野菜はおまかせした方がよい>

PublicDomainPictures / Pixabay

タマネギのように保存がきく野菜の場合、定期宅配にお願いした方がよいと僕は思っています。
家庭菜園で好みのタマネギを育てて食べる。新タマネギを楽しむのでしたら大賛成ですが、保存するとなるとちょっと事情が違います。

 

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<保存状態は常に完璧とはいかない>

あくまでスーパーなどで買い物をするわけではなく、特定の農家さんの野菜を定期的に買う場合ですが、
保存がきく野菜だとしても、すべての野菜がよい状態で保存が続くとは限りません。
保存状態によって、品質は低下します。

Actina / Pixabay

温度、湿度、日当たりなどで品質は変わってきます。
ちょっとしたダメージでも後々大きな傷跡となって表れたりします。

家庭菜園で小規模に野菜を作っているのでしたら、ちょっとした変化でせっかくの保存野菜がダメになってしまっては残念です。

よく軒下にタマネギをぶら下げている光景を見ますが、傷み始めたら急いで食べきってしまわないといけない、と焦ってしまいます。

 

<定期宅配の特徴とプライド>

さきほども書きましたが、保存状態は毎年完璧にとはいきません。その年の環境で変わってくるのです。

そこで定期宅配の登場です。
タマネギ、冬瓜、カボチャ、里芋、ジャガイモ、サツマイモetc
これらの保存がきく野菜を定期的に宅配をする農家は、品質のよい野菜を送り続けます

100個あるカボチャの100個すべてを何か月も傷ませることなく保存することはできません。その年によって割合は変わってきます。

例えば、極端な話、100個のカボチャのうち、10個しか品質を保持できなかったとします。
ダメになってしまった90個はどうするかというと、自家消費か畑に肥料として戻すかでしょう。

ここでもったいないからといって低品質の野菜を出荷することはありません。品質のよい10個しか出荷しません。
それが定期宅配農家のプライドです。

出荷をする前に品質を確認し、よいものだけをお届けします。

家庭菜園をおすすめしていますが、保存がきく野菜を好むご家庭にはぜひ定期宅配で保存状態のよい野菜を取り寄せてみてはいかがでしょうか。

 

 

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