栽培の話です。
年中通して採れたて野菜を食べたいと思ったときに立ちはだかる壁は端境期と真冬です。
ここ豊田市では、端境期(はざかいき)は7月と10月です。
真冬に野菜の生長はほとんどありませんので、農地さえ確保できれば12月に蒔いておいた野菜を少しずつ収穫していけばよいのです。が、
端境期ではそうはいきません。それは、
栽培の話です。
年中通して採れたて野菜を食べたいと思ったときに立ちはだかる壁は端境期と真冬です。
ここ豊田市では、端境期(はざかいき)は7月と10月です。
真冬に野菜の生長はほとんどありませんので、農地さえ確保できれば12月に蒔いておいた野菜を少しずつ収穫していけばよいのです。が、
端境期ではそうはいきません。それは、
野菜を選ぶときに、一つの基準に大きさがあると思います。
けれど、(装飾用など特別な理由を除けば)、多きればよい、というわけではありませんよね。
野菜にはそれぞれ適した大きさがあるのです。
スーパーで並ぶ野菜の大きさが均一なのは、消費者が利用しやすい大きさに合わせて栽培しているからです。
しかしそこでは見えない栄養価のことを考えてみたいと思います。
前回に引き続き、肥料について書いていきたいと思います。
今回は、最近話題に上がってきている硝酸態窒素についてです。
つまり、硝酸態窒素はとにかく避けるべきものだ、という風評を受けてその是非を考えたいと思います。
前回の記事の続きです。
前回の記事:化学肥料にも有機肥料にもメリット・デメリットがある
前回の記事で化学肥料と有機質肥料の特徴を農家の目線から書いていきました。
簡単にいうと、両方の特徴を活かすことで栽培しやすくなるという内容です。
今回は肥料の環境への影響について書きたいと思います。
前回の記事で野菜栽培で養分は必ず必要、という話をしました。
その中で、養分は必要だけど、それを肥料として与えるかどうかは別の話し、という内容も含まれていました。
つまり、植物が生長に必要な養分を吸収できるのであれば、肥料を追加で与える必要はない、ということです。
では、植物が追加で肥料を求めた場合には、どういった対処が必要であるのかを、化学肥料と有機肥料のそれぞれの特徴を踏まえてみていきたいと思います。
生産者側の目線になっていますが、消費者の方にも肥料への認識を持つことで野菜選びのヒントになればと思います。