栽培の話です。
年中通して採れたて野菜を食べたいと思ったときに立ちはだかる壁は端境期と真冬です。
ここ豊田市では、端境期(はざかいき)は7月と10月です。
真冬に野菜の生長はほとんどありませんので、農地さえ確保できれば12月に蒔いておいた野菜を少しずつ収穫していけばよいのです。が、
端境期ではそうはいきません。それは、
栽培の話です。
年中通して採れたて野菜を食べたいと思ったときに立ちはだかる壁は端境期と真冬です。
ここ豊田市では、端境期(はざかいき)は7月と10月です。
真冬に野菜の生長はほとんどありませんので、農地さえ確保できれば12月に蒔いておいた野菜を少しずつ収穫していけばよいのです。が、
端境期ではそうはいきません。それは、
以前に、定期の契約で支えられているセット販売農家、という記事を書かせていただきました。
その中で、定期で契約をしていただけると無駄な栽培を減らすことができる、という話をしました。
今回は単発で野菜セットを注文する、というお話しです。
定期で注文はしづらいけれど、たまになら注文したい!というお客さん向けです。
こちらとしては、特定の野菜が予想以上に多くできてしまった!というときのため販売方法です(^^;)
ご飯を食べることはとっても楽しくてワクワクします。毎日のことですから料理を楽しめることは人生を楽しむことに直結します。
そんな料理ですが、下処理や仕込みは意外に大変。
小さいころは学校から帰ってきて、遊びに出かけて、時間通りに帰ってきたらテーブルに料理があったかい状態で準備されている。
手洗いうがいをしたらさっそくいただきます、ができました。
ですが、いざ自分で毎日の料理を作り始めたら大変も大変。仕事をしながら毎日の調理。さらには舌が飽きてしまわないように献立を考えて。
なかなか料理を楽しむ余裕がないのが現状です。
でもせっかくなら楽しみたい。
商品を作って売る。そうすることで収入を得て生計をたてていきます。
その商品にはモノやサービス、情報といろいろあります。
農業の場合は、まず挙げられるのが作物です。野菜や果樹、お米、加工品などなど。肥料や農薬、資材、機械。農業施設の建設もあります。
他には、機械の修理・メンテナンス、土地の斡旋。
種まきのオススメや現在の野菜の需要、来年の需要の予想などの情報。
このすべてにたくさんの人が関わって社会は回っています。
「人々が関わって社会が回っている」という言葉よりも、「支えあっている」という方が適しているかもしれません。
晩夏から秋に野菜の収穫をしようとすると、なかなか難しい。それは夏の暑い時期に野菜の苗を作らなければいけないからです。
野菜にはそれぞれ生長できるための適温があって、その適温以外の温度ですと生長が極端に鈍ってしまいます。
ですから晩夏から秋に野菜を収穫できるようにするには相当な栽培技術が必要です。